生活習慣病とは

生活習慣病を正しく理解しましょう

35歳以上からの健康診断で詳しく計測されることになるのが生活習慣病に関わる項目です。
それ以前の年齢であっても自主的に人間ドックに入って詳しく検査をしてもらうこともできますが、一般的に特に大きな健康不安がないという人は35歳くらいを境目に注意しておくことがすすめられます。

生活習慣病はかつて「成人病」と呼ばれていた症状のことで、普段の食生活や運動習慣、その他嗜好品の摂取といった本人の生活状況が病気を誘発する大きな要因となるものを指します。

以前の「成人病」という呼び名は中年期頃を過ぎた大人に多く発症していたための名称でしたが、生活習慣の乱れが若年化することにより早い人では小学生くらいから同様の症状が見られるようになりました。

そのためより原因をわかりやすくするため「生活習慣病」という名称にし、年齢に限らず自分自身で健康管理をしていくことの重要性を喚起しています。

生活習慣病の症状として挙げられるのが「高血圧」「脂質異常症」「糖尿病」です。
これらはその症状が見られたからといってすぐに生死に関わるようなものではないのですが、一旦発症すると元通りに回復がしにくく、ほとんどの人が一生治療を続けていかないといけなくなります。

また長期的に症状が継続しているとそれがもととなった心疾患や脳梗塞といった危険な病気が発症しやすくなり、日常生活や仕事に大きな影響が出てしまいます。

自覚症状なく進行しているケースもあります

生活習慣病が健康診断で検査されるのは、風邪や花粉症のようにはっきりとした自覚症状が出るようなことがなく、本人が全くそれと意識しないうちに重度に進行していくことがあるからです。

そのためある日突然に心筋梗塞や脳卒中になって倒れてしまったという人も、実際にはそのかなり以前から前兆症状が起こっていたということがほとんどです。

生活習慣病を防ぐことはそのまま本人の健康状態を維持することにもつながるので、もし検査でよくない値が出たとしてもそこで薬に頼るのではなく自分の普段の生活から改善を心がけていくようにしましょう。

生活習慣病を引き起こす最も重大な要因は何と言っても「肥満」です。
肥満は身長に対して適正体重を割り出すBMI(体格指数)で検査をされますが、その数値だけでなく筋肉量や基礎代謝量など体の内部の組成も一緒にチェックしておきたいところです。

肥満の原因は脂質の高い食生活や運動不足といった消費カロリー量以上のカロリー摂取が挙げられます。
さらに喫煙や過度の飲酒は血行状態を著しく悪くしてしまうため、血管や血流に悪影響を与えてしまうことになります。

筋肉量が衰え始めるのは20代後半からとされているので、アラサーのうちから十分健康には気を使った生活をしていきたいところです。